シンガーソングライターや俳優とも言われていますが、ご自分では自らを“表現者”と称しているGACKTさん。
「ミュージシャン」という枠にとらわれない多才ぶりを発揮する個性派アーティストとして、世界中で活躍を続けています。
今回はGACKTさんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】GACKTは若い頃イケメン!
幼少期・10代(1973年~1993年)
引用元:NEWSポストセブン
GACKTさんは、1973年に沖縄県糸満市で生まれました。ご両親とお姉さんとGACKTさんの4人家族で、お父さんは自衛官でした。音楽隊に所属し、トランペットを吹いていたそうです。
ご両親の方針でGACKTさんは3歳頃からピアノの練習を始め、11歳で1度やめてしまいますが、中学時代にご友人の影響で再開しました。
出身地は沖縄県ですが、子供時代・学生時代の多くを過ごしたのは滋賀県です。小学生の頃に滋賀県に引っ越して、高校卒業までの期間住んでいました。高校は琵琶湖の近くの超難関校「守山高校」に通い、クラスでは多くを語らない孤高の存在だったのだとか。
上の画像は、学ラン姿のGACKTさんです。メイクや加工が無くても元々顔が整っているのが分かりますね!
引用元:NEWSポストセブン
GACKTさんは高校時代からバンド活動をしていて、「X JAPAN」のYOSHIKIさんに憧れてドラムを叩いていたそうです。土曜日の授業が終わると、バンド仲間と一緒に制服姿で近くの「餃子の王将」に行っていました。店長さんとも親しく、高校の卒業アルバムはお店の前で店長さん達と写真を撮っていたのだとか。
自分達で地元の公民館を借りてバンドの練習をしていて、GACKTさんのドラムの腕前はプロ級だったそうですが、同級生は「まさか本当にプロのミュージシャンになるとは思わなかった。人の知らないところで相当努力したんだろうと思う」と語っています。
高校卒業後は、京都学園大学(現・京都先端科学大学)に入学しましたが中退しています。
上の画像は、学生時代のGACKTさんです。現在のGACKTさんを想像できない、普通の学生だったようですね。

超難関高校の後に通った大学が京都学園大学ってちょっと意外かも?

確かに……。ドラムが上手で尊敬してた先輩と同じ高校に通いたい気持ちで中学時代は猛勉強したけど、高校時代はそうでもなかったみたいだね。
20代(1993年~2003年)
引用元:メルカリ
大学時代はホストやディーラーなどのアルバイトをしていました。ホストとしての源氏名は「シュカ」で、「京都の夜を熱くする男」というキャッチコピーが付くくらい人気があったのだとか。
GACKTさんは京都で立ち上げたバンド「Cains feel」のボーカルを務めていましたが、人の紹介でMALICE MIZERのManaさんとKöziさんに会ってMALICE MIZERへの加入を決めて上京し、1995年10月(当時22歳)から1999年1月(当時25歳)にかけて2代目のボーカルとして活躍されました。
脱退した年の6月にドラムのKamiさんが病気で急逝し、Kamiさんと一番親しくしていたGACKTさんは現在でも命日と誕生日にお墓参りをし、ご実家にも寄って手を合わせているそうです。
GACKTさんが行っている「卒業式サプライズ」では、彼の母校にドラムを寄贈したこともあります。
上の画像は、MALICE MIZER時代のGACKTさんです。学生時代とは異なり、少し垢抜けた印象がありますね。
引用元:YouTube
上の画像は、1997年7月の西城秀樹ROCKトリビュートにFUMIHIKO KITSUTAKA'S"LOLA"として「傷だらけのローラ」の歌唱に参加した時のGACKTさんです。当時24歳です。
西城秀樹ROCKトリビュートとは、西城秀樹さんに憧れて育った若いロック・アーティスト達によるトリビュート・アルバムで、プロデュースは音楽ライターの大島暁美さんです。11の収録曲があり、「激しい恋」では演奏中に西城さんの略歴が紹介され、「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」では西城さん本人の歌声が流れる部分があります。
GACKTさんは1999年(当時25歳)にMALICE MIZERを脱退し、同年にGACKTとしてソロデビューしました。シングル「Mizérable」「Vanilla」「Mirror」や、アルバム「MARS」「Rebirth」などをリリースし、2001年からは4年連続でNHK紅白歌合戦に出場しました。

Kamiさんのご実家を知ってるなんて、お2人は本当に仲が良かったんだね。

元々知ってた訳じゃなくて、亡くなった後にKamiさんの地元の茨城に行って、あても無く色々な家のインターホンを押して回ってやっと分かったみたいだよ。
30代(2003年~2013年)
引用元:メルカリ
2003年10月(当時30歳)には、さいたまスーパーアリーナで行われた「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライブ」に出演しました。同年、GACKTさんが創造し続ける壮大なMOONワールドの断片が小説という形で生まれ落ちた書籍「MOON CHILD 鎮魂歌 レクイエム篇」を発売しています。
GACKTさんが初の東京ドームライブを決行したのは2005年12月(当時32歳)のことでした。翌年1月のソウルオリンピックスタジアムでは、日本と全く同じ規模と内容のコンサートを行いました。
上の画像は、雑誌「CDでーた」の一部です。2004年発売なので、当時31歳です。
引用元:ねとらぼ
30代のGACKTさんを語る上で欠かせない話題は、2007年(当時34歳)のNHK大河ドラマ「風林火山」への出演ではないかと思われます。こちらのドラマは武田信玄の軍師として知られる伝説的人物・山本勘助の生涯を描いたもので、GACKTさんは準主役と言える上杉謙信役で出演されました。
2007年8月に新潟県上越市・春日山地区で開催された「第82回謙信公祭」に同役で出演し、GACKTさんが参加した日の出陣行列には18万5200人、2日合計で20万3100人が集まり、大きな経済効果があったと市長が答えています。
これを受けて翌年以降も2009年以外は毎年出演を続けており、1年のブランクのあった2010年でも24万人の動員を記録するなど、その評価は今なお高いようです。
引用元:HMV&BOOKS online
GACKTさんといえば、お正月のバラエティー番組「芸能人格付けチェック」での連勝ぶりですよね!こちらの番組には2009年(当時36歳)から出場されています。
2015年(当時42歳)までは個人でもチームでも全問正解を達成していましたが、翌年にチームのメンバーが誤答したことでチームとしての連勝記録は39でストップしました。個人としてはその後も連勝を重ね、2025年現在は81連勝となっています。
あまりにも間違えないので、他の回答者に「GACKTさんと同じ答えを選んだから自分も正解している」というように発表する前から結果が分かってしまうため、GACKTさんは解答も正解発表も別室で行われるようになりました。
炭水化物を極力控えた食生活をしているということで、チャーハンの問題では1粒ずつしか食べませんでしたが見事正解し、SNSをどよめかせました。

「芸能人格付けチェック」で2016年にチームとしての連勝記録を止めた問題は何だったのかな?

吹奏楽の問題で、プロとアマチュアの演奏を聴き分けるというものだったよ。
旧・ジャニーズ事務所の北山宏光さんと中山優馬さんが間違えて、GACKTさんはその時初めて「一流芸能人」から「普通芸能人」になったんだって。
40代以上(2013年~)
引用元:Amazon
2013年5月~7月(当時39歳~40歳)にかけて、1999年のソロデビューから現在まで、14年のGACKTさんの歴史を振り返るベストツアー「BEST OF THE BEST Vol.I M/W」を開催しました。
2013年12月26日(当時40歳)、東京オペラシティコンサートホールでクラシックライブ「GACKT×東京フィルハーモニー交響楽団 華麗なるクラシックの夕べ」を開催しました。翌年の同日に第2回を開催しています。
2014年8月~10月(当時41歳)にかけて、舞台「MOON SAGA -義経 秘伝- 第2章」を東京・大阪・名古屋、他4都市の全7都市にて開催しました。こちらの舞台はGACKTさんご自身が原作・脚本・音楽・演出・主演を務めています。
上の画像は、舞台で使われた音楽をCD2枚組で収録した「MOON SAGA 義経秘伝l & ll -PREMIUM SOUNDTRACKS」のジャケット写真です。いい意味で年齢不詳ですね!
引用元:ORICON NEWS
40代に入っても、ライブを開催したりYouTubeチャンネルを開設したり映画に出演したりと幅広く活躍されていたGACKTさんでしたが、2021年9月8日(当時48歳)に無期限活動休止を発表されました。
8月6日の帰国後から体調不良でしたが、しばらくして急変し、幼少期からの神経系疾患がきっかけとなって一時は命にも関わる状態に陥ったそうです。体調の悪化が数週間続いて体重が10kg落ち、さらに重度の発声障害が併発し、医師が「仕事の続行は不可能」と診断したためこの発表をすることになりました。
主治医がいる海外に戻って精密検査をした後活動再開に向けて治療に専念し、2022年5月に日常生活に支障が無い程度に回復していることや、年内に芸能活動を徐々に再開することを発表しました。
上の画像は、9ヶ月ぶりに公の場に姿を見せた時のGACKTさんです。大阪市内で行われた「一般社団法人・再生医療福祉支援基金」発起プロジェクト発表に出席されました。
引用元:週刊女性PRIME
2022年10月(当時49歳)、主演映画「翔んで埼玉」のフジテレビでの放送前にVTR出演し、芸能活動の再開と同作の続編の撮影も再開することを報告しました。
「翔んで埼玉」は魔夜峰央さんの漫画を原作とした実写映画で、GACKTさんと二階堂ふみさんのダブル主演となっています。
物語の舞台は19XX年の関東地方で、東京から埼玉への迫害が続いていました。埼玉県人は通行手形なしでは都内に入ることもできず、過度に虐げられた生活を余儀なくされています。
そんな東京の中でも代々東京都知事を生み出してきた超名門校・白鵬堂学院に、海外から麻実麗(あさみれい)という美少年が転校してきて、最初は不快感を抱いていた生徒会長が徐々に心惹かれていくというストーリーです。
GACKTさんが麻実麗を、二階堂ふみさんが生徒会長の壇ノ浦百美(だんのうらももみ)を演じました。上の画像はその時のもので、2019年2月の映画なので、当時45歳です。40代で高校生役のお仕事が来るのも、その役が全く違和感無く演じられるのも凄いですね!

「翔んで埼玉」の続編のオファーは、GACKTさんは最初断ってたんじゃなかったっけ?

2回3回と頼まれても断ったみたいだね。
でも、その次の時に他のキャストを全員固めた状態で「もう逃げられませんよ」って言われて承諾したんだって。
GACKTさんが所属する”合同会社VENUS”には他に誰が所属してる?

GACKTさんの所属する合同会社VENUSは個人事務所のため、他のアーティストさんの所属はありません。
【画像】GACKTの筋肉や美容法がすごい!サングラスを外さないのはなぜ?
GACKTの筋肉や美容法がすごい!
引用元:GACKT
引用元:TBSショッピング
GACKTさんは現在50代とは思えないほど若々しいので、それを保つためにどのようなことを実践しているかが気になる方も多いのではないでしょうか。
先述の通りで一時期は芸能活動を休止せざるを得ないほど体調が悪化し、その時は髪の毛がボロボロだったそうです。
毛量も減り、飼い犬を診てもらっている獣医さんから「犬も人間もシャンプーのし過ぎは良くない」という話を聞いたのをきっかけにお湯だけで洗うことにしたら、毛量が復活して頭皮も元気になったのだとか。厳しい状況に身を置いたらより効果が出るのではないかということで、現在はお湯ではなく水で洗っているそうです。
その延長で「肌断食」も試したところ、1ヶ月でメイク直しの要らないサラサラ肌になったと語っています。
GACKTさんは肉体美でも有名で、ご自身のXでこのように投稿されました。
「筋トレはやれば必ず結果が出る。やるかやらないかは自分次第。
引用元:中日新聞
そして、筋トレで変わった自分と筋トレを継続した自分に誇りが持てるようになる」
「断言する。筋トレをやってマイナスになることは無い」

GACKTさんをサラサラ肌にした「肌断食」って何?

スキンケアを一時中断して、肌本来の自浄作用や保湿力を引き出す美容法のことだよ!
GACKTがサングラスを外さないのはなぜ?愛用サングラスは?
引用元:スポニチ
引用元:GACKT
GACKTさんはサングラスをかけていることが多く、その理由については2023年1月23日(当時49歳)のフジテレビ「ぽかぽか」への生出演の時に明かされました。
「目が悪いんですよ。視力は悪くないんですけど、光がちょっと苦手で」と話し、朝・昼・夜でサングラスを使い分けるため約200個所持していると説明しました。
2015年9月(当時42歳)に配信したブログマガジンでも、「光を調整する機能が壊れており、特に日差しの下だと光を取り込み過ぎて何も見えなくなるほどだ」と綴っています。
VARTIX(バティックス)というブランドのものを愛用されており、2016年(当時43歳)にはGACKTさんとVARTIXのコラボサングラスが発売されました。

GACKTさんとVARTIXのコラボかぁ……。
何にこだわって作られたんだろう?

日本人の骨格に合うことを重視されていて、
開発に1年かかったみたいだよ!
GACKTさんがデビューした1995年はこんな年だった!
引用元:JIJI.COM、日経X TECH、Number Web
GACKTさんがデビューした1995年は、「阪神・淡路大震災」、「Windows95発売」、「野茂英雄投手の活躍」などの出来事があり、話題となりました。
また、この年の流行語(大賞)は「安全神話」で、元内閣安全保障室長 佐々淳行さんが受賞しました。
GACKTのプロフィール・SNS
引用元:音楽ナタリー
プロフィール
- 名前:GACKT(がくと)
- 本名: 大城 ガクト(おおしろ がくと)
- 生年月日:1973年7月4日
- 年齢:52歳(2025年9月現在)
- 出身地:沖縄県糸満市
- 血液型:A型
- 身長:180cm
- 趣味:乗馬・ドライブ・スノーボード・釣り
- 特技:外国語・テコンドー・空手
- 所属事務所:合同会社VENUS
SNS
- X(旧Twitter) URL:https://x.com/GACKT
【粋】な人っているよな。
— GACKT (@GACKT) August 29, 2025
東京美容外科の麻生くんと久しぶりに食事。
彼が、
「これ、彼女にでもあげてください」
と言って渡してきた【Labubu】。
やるなぁ。
こういうことをサラッと出来るのがカッコいい。
いちいちスタイリッシュ。
オトコって、
こういう【粋】なことに感動する。… pic.twitter.com/OBVNrLB0Z7
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@gackt #始球式 #エスコンフィールド北海道 #GACKT #GACKTok #リベンジ ♬ オリジナル楽曲 - GACKT
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- オフィシャルサイト URL:https://gackt.com/


特技が外国語とのことだけど、帰国子女だとか留学してたとかそういう話は無いんだよね?

そうだね。外国語は独学で身につけたみたいだよ。
それで5ヶ国語を話せるというからすごいよね!